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キャリアプロフィール

入社10年後のキャリアプラン

技術の最前線に立ち続ければ
自然とキャリアアップが果たせる。

山口 崇

メカトロ事業部

入社1年目〜年目 お客様に直接貢献するために創意工夫を凝らす。

フィールドエンジニアを目指して、マイスターの扉を叩く。

以前は別の企業で全く異なるジャンルの技術者として働いていたのですが、お客様と近い位置で仕事ができるフィールドエンジニアを目指してマイスターに入社しました。最初に手掛けたのは「漢字ドットラインプリンター」「レーザープリンター」「テレビ会議システム」などの保守・修理業務。担当する西日本エリアにおいて、実際にこれらの機器を利用している企業・団体に出向き、定期点検や修理作業のほか、リプレースの際などにおける据付業務などに取り組んでいました。

お客様の個別の利用状況の把握に苦労を重ねる。

「漢字ドットラインプリンター」や「レーザープリンター」などは、多くのお客様が長年にわたって活用してきた機器。それだけにお客様個々で使用されている環境が全くといっていいほど違っており、保守点検をするにも個別の状況をしっかりと確認しなくてはならず、慣れるまで時間がかかってしまいました。また、西日本全域を担当していたこともあり、移動が多い毎日を過ごしました。これも大変ではあった反面、各地の名産物を食べたり、特色あるお土産を家族に持って帰るのが楽しいと感じていました。

入社8年目〜12年目 新しい分野でも自己研鑽の手を緩めなかった。

太陽光発電に欠かせない装置にかかわる。

前業務での契約満了に伴い、新しい業務にチャレンジしようと、当時注目されていた自然エネルギー発電設備「パワーコンディショナー」の検査業務に携わることになりました。俗に“パワコン”と呼ばれ、“直流”で作った電気を家庭などでも使える“交流”に変換していく役割を担っていることから、太陽光発電システムで広く用いられています。異動したのが2013年でしたが、当時はFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)が導入されたばかりの頃。太陽光発電システムが一気に拡大していた時期で、案件が次々と発生していました。

門外漢だった電気の専門性を獲得していく。

実は私が大学院で選考してきたのは機械制御工学。電気に関しては本格的に学んだ経験がなく、この配属先に来てから改めて勉強を重ねていきました。その結果、第一種、第二種の電気工事士、高圧電気工事に関する資格を取得するなど、会社の支援を受けながらさらなるキャリアップを果たすことができました。
異動当初は盛り上がっていた太陽光発電でしたが、固定買い取り価格の抑制などの影響もあり、最後の方では新規受注も減少傾向となるなど、太陽光発電の急成長から“その後”までをリアルに体験することができました。もちろん今後も太陽光発電がなくなるわけではなく、建設したメガソーラーなどのメンテナンスなども大切になってきます。現在はマイスターの別部隊が保守点検業務を進めていますが、異動前はその支援も手掛けていました。

入社13年目〜 お客様のニーズに応えて業務内容を再構築。

入社当時に担当した機器の保守業務が復活する。

他業務の経験を積み、新たなスキルを身につけたことから、以前取り組んでいた「漢字ドットラインプリンター」の保守業務の請負化を目指し、新たなチャレンジをすることになりました。2013年に一度、満了した業務でしたが、2018年から請負として再開することになったのです。学生の皆さんにはイメージしにくいかもしれませんが、「漢字ドットラインプリンター」は、昔でいえばワープロの印刷装置に使われていたような古い機器。メーカー側は他の最新機種に置き換わるだろうと思っていましたが、食品や銀行、自治体などでは、今も伝票やラベルを印字するのに「漢字ドットラインプリンター」がフル活用されています。新しい機器を導入するにはコストもかかりますし、決まった業務を変えたくないというお客様も多いため、今なお現役で稼働しているというわけです。

部下を育成して、全国展開を実現。

2018年度は西日本地区でまずは業務を開始。この1年間で西日本での実績を構築し、2019年度からは後輩と2名体制で東日本地区まで事業を拡大することになりました。かつて手掛けていた業務だとはいえ、再開までの時間がそれほどなく、急ピッチで内容を再確立するのは大変でしたが、2人で力を合わせた結果、ようやく安定稼働までこぎつけています。

現在は?

人材育成に注力して、部署に厚みを持たせたい。

現在も「漢字ドットラインプリンター」の保守業務の責任者として、現場を駆け回る毎日です。さすがに2人だけでは人数が足りないですから、今後は部門の人員増強が課題となっています。そのためには一つの業務だけ特化するのではなく、多種多様な技術や製品に対応していくチームである必要があるでしょう。恐らくこれから先も、東日本を任せた部下のような人材を育成していくことになるはずです。

私自身のキャリアを振り返ると、どの場所に配属されても必要となるスキルや資格を見つけ、スピーディに取得していくことで、現場対応力を高めていくのを意識してきました。出張が多い仕事だからこそ、移動中に資格取得のための勉強の時間を作ることができたのは、大きなアドバンテージとなりました。これからも同様の姿勢で、しっかりと自分を磨き上げるのも忘れないでいようと思っています。